指揮者紹介

第55回定期演奏会 指揮者:森口真司

 大阪府出身。京都大学文学部を経て1995年東京藝術大学指揮科大学院修了。指揮法を田中良和、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘の各氏に師事する。大学院修了後すぐプラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)、同時にプラハの春国際音楽祭に出演しプラハ放送交響楽団を指揮する。以降、東京フィルハーモニー交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ、東京都交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、札幌交響楽団、など全国各地のオーケストラに客演する。

 また岩城宏之氏に認められ、2003年から2年間オーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を務めた。在任中は定期公演、オーストリア・ベルギー公演、七尾市定期公演、邦楽とのジョイントコンサート(石川県立音楽堂委嘱作品、多田栄一作曲「時の果てまで」初演)、テレビ金沢開局15周年記念演奏会等、数多くの重要な演奏会で成功を収めた。

 オペラ指揮者としてこれまで30を超す作品を100回近く指揮し、大田区民オペラ・ベッリーニ「ノルマ」(「三菱UFJ信託音楽賞」受賞)、ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」、モーツァルト劇場・オッフェンバック「りんご娘」(日本初演)「シュフルーリ氏の音楽会」が各方面から絶賛されるなど充実した活動が続いている。2002年から2009年まで東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスも務めた。

 東京藝術大学、二期会オペラ研修所講師等を経て、現在大分県立芸術文化短期大学准教授として後進の指導にもあたっている。

水星交響楽団 常任指揮者:齊藤栄一

常任指揮者:齊藤栄一

 京都大学にて音楽学を、国際基督教大学大学院にて美術史学を研究。こ の間、指揮法を尾高忠明、田中一嘉、円光寺雅彦の各氏に師事。1981年 には京都大学交響楽団と2週間に渡り、ドイツ、オーストリアにて演奏旅行を行い、ザルツブルグ音楽祭などにて指揮。1982年には関西二期会室内オペラ・シリーズ第9回公演、ブリテン作曲「ねじの回転」(関西初演)の副指揮者を務める。

 1984年に水星交響楽団の常任指揮者に就任。水星交響楽団、オルフ祝祭合唱団との共催で、佐多達枝振り付けのバレエ「カルミナ・ブラーナ」(1995 年、東京文化会館)、「ダフニスとクロエ」(99 年、新宿文化センター)を指揮した。その後、「カルミナ・ブラーナ」のバレエ公演では、神奈川フィル、東京シティ・フィルも指揮している。2005年には、同曲を含むオルフの「トリオンフィ」3部作(4台のピアノと打楽器)を指揮している。

 明治学院大学文学部芸術学科教授。著書に「往還する視線 14-17世紀ヨーロッパ絵画における視線の現象学」(近代文芸社)、「振っても書いてもしょせん酔狂」(水響興満新報社)がある。